<ハーレクインコミックス>
*舞台は1876年
アメリカのコロラド州 鉱山の町
・誇り高き結婚/モーリーン・チャイルド
*舞台は1875年
アメリカ西部の町
<簡単あらすじ>
心やさしく勇敢で地に足をつけて生きようとする、ヒロインと鉱山主として全てを守ろうとする強さがある反面傷付いた過去を持つヒーロー。ある事情により切羽詰まったヒロインが教師になりすましたことからはじまる。
<登場人物>
ジェシカ・エリザベス・ティアニー
・資産家の娘。
・とっさに教師になりすます。
ロス・マケイン
・鉱山主。
<レビュー(ネタバレ注意)>
ジェシカは、この町で過ごす日々を好きになっていきます。ある日ジェシカは、家政婦のペグにいいます。
この町の
女性達は
みんな
自分の手で足で
力で必死に
働いているのよね
家族のために
町のために
大地を
踏みしめて
生きるって
こういうこと
なんだなって出典:「嘘と真実➀②」
だけどその分、町の人たちにウソをついているのかと思うと心苦しい日々でした。
ロスとジェシカは些細なことに、ためらいながらも愛に目覚めていくことでお互いが特別な存在になっていくストーリーにやさしい気分に浸れました。おもしろかったです。
出典:https://renta.papy.co.jp/renta/
<簡単あらすじ>
遺言により急遽、三ヶ月以内に結婚相手を探すことになったヒーロー。条件は好みではない女性にしようと思い立つ。そんなときヒロインと出会う。
便宜上の結婚からはじまった2人の生活はやがて真実の愛に近づいていく。
<登場人物>
エミリー・スマイズ
・教師の職を失い新たにホテル経営を考えている。
ルーカス・マッキンタイヤ
・酒場経営。
・夢は牧場経営。
<レビュー(ネタバレ注意)>
南部の自分の家を飛び出して西部へ来たエミリーはルーカスに、
新しい土地で
新しい人生を
始めたかったの
こんな
わたしだけれど
誰かの役に
立てるような
そんな仕事が
できたらってー出典:「魅惑の花嫁」
そして、いずれ誰でも学べるような学校を開きたいと夢を語るエミリーをやさしく見つめるルーカスとのシーンがスキです。
一緒に生きていこうと決意するまでの流れは、ルーカスの心の葛藤が大きなポイントになっているようです。乗り越えていく、お2人の愛に魅せられました。
<ルーカスの兄ジャクソンのお話>
出典:https://renta.papy.co.jp/renta/
<簡単あらすじ>
堅く心を閉ざす陰りのあるヒーロー。明るく前抜きで怖いもの知らずのヒロイン。ヒーローの妻となったヒロインは押しかけた形で結婚生活をスタートさせた。ヒーローは、やがてヒロインのペースに引き込まれていく。
<登場人物>
モリー・マローン
・花嫁募集の広告を見て応募する。
ジャクソン・マッキンタイヤ
・鉱山主。
<レビュー(ネタバレ注意)>
モリーは一人で馬車を走らせやっとジャクソンの家を探し当てました。このあたりもおもしろいです。会ったこともない男性の家に押しかけていくわけですからどんなストーリーがまっているのだろうと思いました。
モリーの大胆不敵な行動にジャクソンが圧倒される様子も笑いを誘います。最初は、なかなかモリーを受け入れなかったジャクソンがやがて居心地の良さを感じ、しばらくこのままでいようと心が変化していきます。
悲しい過去があるジャクソンをひっくるめて、あたたかく包んでくれるモリーは愛情深いな~と思いました。底抜けに明るくて強くて前向きなモリーから元気をもらえました。楽しいお話でした。